緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/06/19

七時頃目を覚ました。彼が起きてくれない。上半身裸になって(暑いから)彼に向かって色々ポージングをとっても勃起させているだけで起きてくれない。八時までは寝るらしい。仕方がないので大浴場へ朝風呂しに行く。

大ボケをかまして大浴場の入り口にカードキーをかざさずに入ろうとし、当然開かず、それが満員の為だと勘違いして近くの待合ソファに座っていた。しばらくしてやって来た関西弁のおばさんに訊かれて「多分いっぱいでドア開かなくて...」と答えたら「カードかざしました?これをこうして入るんですよ」と言われ、謝る。昨日は出来てたのにおかしいな。

お風呂から戻ったら、部屋のシャワーを浴び終えた彼が化粧水を顔にペタペタしていた。身支度を整え、九時過ぎとかにホテルを出た。お互い昨日買った服を着る。嬉しくなって買ったものをすぐ使いたがるの直らない。

地下鉄の駅のコインロッカーに荷物を預け、ブルーボトルコーヒーに行く。途中で六角堂に吸い寄せられるように立ち寄った。御本尊の顔に手を当てている観音菩薩が格好良すぎる。ずっと見てられる。上手く言えないけど、とにかく良いです六角堂。多分ゼロ磁場。

ブルーボトルコーヒー。普通のアイスカフェラテにしようと固く決めていたのに、店員さんに勧められてなんか違う甘いミルクコーヒーにしちゃった。心変わりしやすいところも直らない。

錦市場にまた行ってお土産など買う。彼は漬物を大量に買っていた。長野旅行から帰ってきた時も漬物を色々買って来てたし、自分的には今回の旅の夕食候補の中で一番無いなと思っていた漬物が食べられる飲み屋を彼は気になる、と言っていたし、漬物が好きなんだと思う。私も好きですが。

丸い鯛焼き屋さんであんバター鯛焼きを買って食べ、昨日行ったセレクトショップハルタのスポックシューズを試着する。彼が良いよ、と言うので、半年記念のプレゼントに買ってもらった。スポックシューズは今履いている黒のエナメルパンプスが古くなってきて代わりを探し始めた時に見つけ、それからずっと欲しかった。嬉しすぎる。安物ではないので少し申し訳ないような気持ちと、手放しで喜ぶ女の気持ちが交互にやってきて、洒落臭い、となる。感謝して大切に使う。

藤井大丸のハーブスでクロックムッシュと豪勢なミルクレープを食べて休憩。彼のスマホを置き忘れるハプニングもはさみつつ、黒七味を求めて祇園まで歩き、ミッフィーのお店、韓国コスメショップなど巡る。暑さと二日連続の徒歩移動に疲れ果ててOPAの入り口付近にあるタピオカ屋さんでタピオカじゃない泡茶?を買って飲む。彼がカービィグッズを売ってる店を見つけて、フィギュアも買った。

力を振り絞って荷物を回収しに行き、京都駅まで地下鉄で戻った。休憩しないと死ぬから辻利に入って抹茶を飲む。帰りの特急を予約し、彼の汗が引いた頃にまた力を振り絞って移動し、荷物を再度預けて伊勢丹でお土産を買う。和三盆、八つ橋、柿の葉寿司など買い、もう満足だ、というよりは足腰がもう限界だ、となってホームの待合スペースで駅弁を食べて待つことにする。改札内マネケンのワッフル、穴子飯の駅弁を買い、ホームのベンチに座って食べる。

途中、おかしいな、と気付いた時は、今思えばまだこれから起こる悲劇を何も分かってなかった。そこからトンネル内に人が侵入したとかで二時間以上?三時間くらい待つことになった。イレギュラーが起きた時に此方もイレギュラーな行動をとると収拾がつかなくなるので、黙って待っていたけどこれが予想以上にこたえてしまった。疲労なのか気持ち悪くなってしまうし。

彼の家の最寄り駅に着いた頃には二十三時を回っていた?と思う。疲れていて記憶がない。帰って、明日遅刻すると会社のメンバーに連絡を入れ、シャワーを浴びてすぐに寝た。これほどに最悪な旅の締めくくりを他に知っている方はいますか?