緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/05/11

七時過ぎ起床。三日連続でIが夢に出てきた。隣には彼が寝ていて、起き抜けのぼんやりとした思考では最初其れが理解できない。意味が分からない、訳が分からない、と違和感を感じながらも、お早う、と言って胸板に飛び込むとやっと現実を理解できる。

彼を家の前で降ろして出勤。

九時から十八時まで仕事。MさんとKさんと話してばかりいた気がする。「一番好きな○○なんですか?」という会話をしていて困ってしまった。自分とその他大勢の間で“好き”の解釈?定義?に明確なズレがあると分かった、二人は笑っていたけれども。

昼、彼から「夜ごはんに豚トロ丼作るけど食べに来る?」と誘いがあった。一度自宅に帰って、実家とAちゃんの家に寄ってから彼の家に行くことにした。

コロナ療養期間の証明書?を取りに実家へ行き、姪に後ろ髪を引かれながら実家を出て、ATMでお金を下ろし、Aちゃん家に向かった。

化粧品だけ受け取ってすぐに彼が待つ集合場所まで行こうと思っていたけれど、Kちゃん(Aちゃんの夫)今いないから上がっていく?と言われて言葉に甘えてしまった。

Aちゃんの家は新築の平屋。本人は決して認めないけれど、ギャルなので趣味嗜好は違えど、どれもこれも良い物だな、という調度品で整えられていた。Aちゃんは彼もIも知っているので、またそのことについて話す。Aちゃんも彼派の一派だった。「Iの見た目がウチ無理だから」と言っていて笑った。頭が混乱する予兆を感じて考えないことにした。二十時過ぎ、Aちゃん家をあとにする。Aちゃんと出会った頃はまさかこんなに関係が続くとは思ってもみなかった、といつも別れた後に思う。Godivaのお菓子も貰ってしまった。

彼から、先に帰った方が良い?と連絡が入っていて焦って電話を掛けると、一つも怒っていない様子だった。三十分くらい車の中で待たせてしまったのに、「その間に母の日のプレゼント選んでポチれたから全く問題ない」と笑っていて、嗚呼いよいよ本当に彼は前世で私に何か借りを作り今世でそれを返している説が濃厚になってきたな、と思っていた。 

彼と落ち合って彼の家へ行き、彼の作ったネギ塩豚トロ丼を食べ、コインランドリーへ行き、その間にお風呂に入り、洗濯物を取りに行ってもらい、寝た。

彼と“好き”について話し合った時、「“好き”とかじゃなくてそもそも“守る”存在として見てるから、余所見してられない」と言われた。