緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/05/06

七時過ぎ起床。昨夜の残りのエビチリ飯とオレンジを切ったものをそれぞれ昼食用にタッパーに詰め、身支度をする。彼にもオレンジを持って行ってもらった。

彼を家まで送り届けて出勤。出勤途中の次女とすれ違うのが分かった。

九時から十八時まで仕事。それなりにやることはありつつ忙し過ぎない、丁度良い日だったと思う。

明日からは休みだし、良い日だったな、と思いつつ帰宅した。今夜彼と会うのかどうか確定しておらず、空腹でもなかったのでとりあえずポテトサラダを作り置きしよう、とじゃがいもを茹で始めていた時だった。

Iから連絡が入っていることに気付く。東京から帰ってきていて少しだけ一人で飲みに出ようかと思うけど(どう?まで言わないところがIらしい)、という内容。先月コロナに罹った辺りから、自分の中で彼の存在がしっかり縁取られ始めていた感覚があった。それに応じ、それまであったIへの想いに靄がかかり始めていた、と確かに思う。のに。考えるよりも先にIの一人飲みに付き合う方向で会話を進めていた。

お店も決まらないままIから返信が来なくなり、寝たな、と察し、若干苛つきながら彼からの着信をとる。彼に経緯を伝えると、もし行くなら送り迎えするよ~、とのことだったので、Iに電話を一本入れて出なかったらそっち迎えに行くね、と伝えて切った。予想通りIは電話に出なかったので、更に苛つきながら彼を迎えに出た。

彼の家で、おかしいと分かりながらも暫くIのことを愚痴り、泊まる準備をした彼と一緒に自宅へ向かった。彼は「もし今返ってきたら行くの?」とか「俺の視えない力が働いたか」とか言っていた。途中スーパーでお酒とアイスを買い込んだ。

帰宅し、彼とポテトサラダ、納豆のおつまみを作り終え、二十二時を過ぎた時点でやっと、もしIから返事が来てももう行きません、と決めて二人でお酒を飲み始めた。

二十三時半頃になってIから連絡が返ってきた。苛々を前面に打ち出した返信をすると着信があり、久しぶりにIと会話をした。自分の中では寝ていた、が事実かどうかはどうでも良く、予定を狂わせてくることに対して苛ついていたので、その旨と、もう今日は行かない、と伝えた。Iは七月に戻る予定だからまたその時に、と言い、一人暮らしか二人暮らしかを何度も聞き直してきた。

五分程で電話を切りあげた。ないなぁ此奴、と思う自分、はいはい、となる自分、会えなかったことを残念がる自分。だんだんと自分が綯い交ぜに、雑多になっていく。彼は通話中、席を離れ、黙って洗い物をしてくれていた。