緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/05/03

八時過ぎ頃に起きていたと思う。十時頃まで寝具にて共に目を覚ました彼と時間をダラダラと過ごした。その間に三度も身体を重ねた。

今日は姉妹で映画を観に出掛ける日。昨日の夕方になって仕事の休みを取ることに決めた。「明日休みます、代わりに他で調整します」と同僚に伝え、上司にはメール一通入れただけで済んでしまう、今の会社のこのシステムは精神に良い。

急いでシャワーを浴びて身支度を整えていると、十時半過ぎに次女と妹が彼の家まで迎えに来てくれた。彼は実家に帰省するらしく、いつものよりは丁寧な別れをした。部屋の窓からカーテンを開けて手を振る彼に、乗り込んだ車の中から手を振り返していたら姉妹に「ロミジュリか」「御前ら阿保か」などとおちょくられた。

十一時頃商業施設で長女と合流し、四姉妹が揃った。昼食を、とひとまず中華料理店に入った。五目あんかけ焼きそばの春巻きセットを選ぶ。他三人も似たようなメニューを頼んでいた。

開演ギリギリで映画館に入り、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を鑑賞。鑑賞は二度目、しかも満腹状態であったために途中三十分程は寝てしまった。面白い面白くない云々観点でこの作品を語るのは難しく(ハリポタファンのため)、ただ、話が散らばって来たな、という印象を持った。五部作で制作中だとか何とか見聞きしたが、話を集約できるのか甚だ疑問。

映画の後は四人で洋服を見回ったりした。長女は家で待つ義兄と甥が心配なのかすぐに帰ると言って別れた。

洋服を買って帰路に就いた。久しぶりに実家へ帰ることにし、自宅に寄ってもらって替えの服などを準備する。

姪は大喜びで出迎えてくれた。

温泉に浸かりたいと思っていたので、次女、妹、姪の四人で出かける。いつもの銭湯は県外ナンバー、人が多すぎて、別の所へ行った。初めて行った場所で、それなりの湯だった。やけに“母”に目が行く日だった。

帰って母の料理(筍ご飯に筍の煮物など筍だらけだった)を遅めの夕食に食べて、眠たくなって二十二時には寝落ちてしまった。外に出てからの実家は余所行きの顔をしているような空気感が漂っていて、それが心地の良い距離感だと思った。出て行った者として頻繁に帰りたい。