緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/04/15

八時半頃起床。二人でダラダラとし、性行為が始まりそうになった瞬間、次女からビデオ通話がかかってきた。内容は、昨夜から次女と姪が実家に帰ったので自分が使っていた部屋を使う為至急空けてくれ、という内容だった。実家から新居へ荷物を運ぶのを手伝ってくれると言うので、昼間は残りの引っ越しをしてしまう事にした。通話を切って身体を重ねた後、彼が朝食を作ってくれた。

卵のサンドイッチなど食べる。食事中、次女から急かしの追い連絡が入った。食後、気持ち急ぎ目に身支度を済ませた。あまりに寒く、彼の洋服を借りた。

十一時頃彼の家を出て、実家へと向かう。久しぶりに実家の中に入ると“家特有”の匂いを感じた。余所者になった気分。家族は皆お昼時だった。元自室の荷物を段ボールに纏めて次々と玄関まで運んでいると、食後の姪が手伝ってくれる。結構運び終えたと思っていたのにまだまだ荷物はあって、少し嫌になってしまった。

自車に段ボール箱を詰め込み、新居へと向かう。次女と二人で運ぶ予定だったけれど、姪も行くと言ったので三人で家を出た。新居に着いて、段ボールを運び込むのに中へ入る。次女は前来た時とは変わり、生活しやすそうな状態になっている部屋を見て羨ましがっていた。次女は夫と別居したいだけで実家に帰りたいわけではなかったと言う。

荷物を片す時間の余裕がないので、そのままにしてすぐに新居をあとにした。スタバに寄りたいと言う次女に付き合い、抹茶のフラペチーノをドライブスルーした。

実家へと一旦戻り、次は次女の家へ荷物を取りに行く。必要なものが大量にあると言うので、2台で向かった。内鍵をかけられていたら入れないかもしれない、とも言っていて、次女と義兄の関係性を思った。

次女の家に着くと、義兄は留守にしていて、鍵も開けっぱなしだった。次女と姪の居室をほぼ空にし、居間やキッチンからも次女個人の持ち物をほぼ全て段ボールに入れて運び出す。帰ってきたらからになっている家を見て、義兄は何を思うのだろう、何も思わないのかもしれない。夜逃げのようであった。

実家に再び帰ると安心した気持ちになる。少し休憩し、彼の家に行くと言うと姪もついて行くと言ったので、彼に伺いを立ててから、姪と二人で彼の家に向かう事にした。

姪は車中で眠ってしまったけれど、彼の家に着いて起こすと嬉しそうな顔をした。十七時半頃、彼は早めに仕事を切り上げ、一緒に夕食作りをした。姪はいつも見ているアニメを見てもらっていたけれど、時折ニコニコしながら料理する様子を見にきたりした。

十九時前には夕食の準備が整った。カレーとサラダ、と言う姪の要望に応え、焼き野菜も加えて作った。夕食を終え、三人で一緒にお風呂に入る事になった。姪はこのシャツはここにリボンがついている、とか、プリキュアのパンツだよ、とか、彼に説明しながら服を脱いでいて可笑しかった。お風呂の中では姪と彼が桶を使って遊んでいた。自分が洗髪などしている時は、彼が姪の面倒をしっかりとみていてくれる。急に押しかけたのに快く迎え入れ、母親代わりレベルで姪をみてくれる彼の器の大きさは計り知れないな、と思う。二十時半頃、お風呂から上がって休憩していると次女が姪を迎えにやって来た。姪は「ここで寝る」と言い出したけれど、次女と一緒に帰って行った。

そこから二十一時半まではダラダラとしていた。彼は自分が今日一日外へ出るとは思っていなかったらしく、車の音がする度帰ってきたかな?と外を見ていたらしい。時間になったので、彼はzoomミーティングを始め、自分はソファで寝落ちしてしまった。

気づくと二十三時半頃。まだミーティングは終わっておらず、其れに気づかずに「お酒開けていい?」と彼に問うと、画面の向こうから「酒飲みやな」と笑い声が聞こえてきて恥ずかしかった。そのまま日が変わるころまで彼のデザイナー仲間の友人と三人で話していた。