緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/03/30

七時、アラームが鳴る。横に眠る彼の胸板に身体を預けに行く瞬間が好き。時間ないよ、と言われつつも身体を交えた。身支度をして、彼が用意してくれたおにぎりと筑前煮を持って、「じゃあね、またいつか会う日まで、、」とふざけて彼の家を出た。「何かそういうセリフ?」と彼は不思議そうな顔をしていた。

セブンに寄ってカフェラテを買う。彼の家を出た瞬間から二日酔いのような吐き気がしている。

九時から仕事。作業のような仕事を進めつつ日記を付けたりしていると、週間はてなブログで当日記を取り上げて頂いていることに気付く。

blog.hatenablog.com

いずれは文筆で、と自分で思ったり、周囲から言われたりする身としては、例え日記であっても“映画を観ているような”との紹介文に背中を押された感覚があって、有難く嬉しかった。

そのことをお昼休憩の時間に彼に報告した。読んでみたいけど探しても分からなかった、と言う彼に当日記を教える。自分としては彼が陰で読んでいる可能性も考えていたので、隠したい、というのではなかったけれど、はいこれ読んで、というのも何処か腑に落ちず、特に教えることも無いままここまで来ていた。彼の作った筑前煮と、炒り卵とひじきの混ぜ込まれたおにぎりは美味しかった。

午後は昨日受け取りに行った商品の撮影を、事務所にある簡易的なセットで行った。撮影後、商品のお菓子を事務所にいる方達に試食してもらう。撮影用以外にも大量に頂いていて、MさんKさん自分の担当者三人で分けることにした。

終業前の一時間程、Mさんと仕事の事について話していると、Mさんが旦那さんのやりたい仕事に付いてくる形で神戸から此方へ移住してきた話になる。経緯を聞いて、自分の彼も今後移住(というか彼にとっては帰郷)を考えていて、と話すと相談のような流れになった。どうして決断できたのか、などと素直に思ったことを質問すると答えてくれた。その上、移住(帰郷)地を言うと、MさんはPCで沢山面白そうな場所を調べ、その地のメリットを羅列し、いいじゃないですか!と背中を押すような言葉をくれる。Mさんは物凄くあっけらかんとしていて、ともすれば凶器にもなり兼ねない、その眩しいポジティブさが好ましいな、と思う。そのまま十八時に退勤しようと支度していると、Mさんに「待って早い」と言われたので、少し待ってから一緒に帰った。

駐車場契約書に押印しに不動産会社へ行く。途中Rとすれ違ったようでメッセージが来ていた。

不動産で押印、初期費用の支払いを済ませて自宅へと帰る。暖かい、というよりは暑いくらいで、無料の飲料自販機で飲み物を頂いた。

十九時半頃帰宅。夕食は鶏とキャベツの炒め物、春菊のお浸し、ポテトサラダ。食後、お風呂に長めに入る。日記を何日分か読んだ彼から、心苦しくなる、と来ていて、此方も心がざわつくのを感じる。

お風呂から上がって、スキンケアをしながら彼に通話を繋ぐ。ビデオ通話に切り替えると、珍しくお酒を飲んでいる彼が画面に映る。日記の事や引っ越し日の事など話していると、強い眠気がやって来て、そのままベッドに横になって寝落ちてしまった。気付くと、まだ電話は繋がっていて彼が画面に映っている。安心する。

通話を終えて、髪を乾かし、歯を磨いた。日記を読まないようにする、日記よりリアルの方が好き、との彼の言葉を思い出して、何とも言えない分からない気持ちになってくる。丁度やり取りしていたM氏と、その日記事情について話す。日記は人となりを理解するには良いコンテンツだから、読ませ、こういう考えを持ってますと知らせた方が良い、という旨を言われる。鵜呑みにするのではないが、この日記をつけ始める一つの大きなきっかけになったM氏の考えは、参考になる部分が多い。合致する部分もある。自分の胸中をよくよく観察した後、彼に思いを伝えて、眠気に耐えきれず寝てしまった。彼の笑顔を失いたくない、今すぐあの胸板に収まりたい、と思った。