緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/03/21

七時半起床。睡眠不足が少しだけ解消されて身体が楽になっている。一緒に起きてきた彼は仕事が休みなのに、仕事へ向かう準備をする自分の為におにぎり作りを始めてくれている。時間があるから、とオムライス風おにぎりとひじきのおにぎりの二種作ってくれた。これまでにも、稀有の人も本当に存在するものだな~という瞬間は何度もあったけれど、ケチャップライスと薄焼き卵を作っている姿を見た時は、流石に呆然とした。逆の立場であったらきっと自分はまだ寝ているような気がしてならない。朝ごはんにかりんとう饅頭のさつまいも味と黒糖味を半分ずつ、オーツ味の豆乳と食べた。胸の張り治まったから今日か明日には生理来るわ~、来るからな~みてろ~、と彼に謎の宣戦布告をして、歯磨きをして彼の家を出る。

セブンに寄って飲料を買う、珈琲、水など。

九時から仕事。祝日も休みにした方が良いでしょう、と思うくらい仕事も無ければ有給消化で人もいない。ずっと同じチームのKさんMさんと関係ないことばかり話していた。話の中でMさんが使っていない冷蔵庫を譲ってくれることになった。新居の備え付けの冷蔵庫は、ホテルの其れで、大きさが足りないからどうにかせねばと思っていたところだった。「こんな事ってあるんですね、、」と本気で言ったのに、「いや、棒読みやん」と笑われて表現力の乏しさを自覚した。LINEを交換してMさんの家に後日取りに行くことになった。お昼はおにぎりを食べた。Mさんがトマトをくれてお返しにバームクーヘンをあげたら、「いっつもすぐお返しくれますよね」とツボっていた、何故笑うの。

十八時に退勤し、一緒になったMさんと話しながら帰る。駐車場で別れて彼に電話し、夕食は外へ行こうと言ってとスシローに予約をいれてもらった。

彼の家に着いて部屋に上がると玄関まで出迎えに来てくれる。今日は家から出なかった~、と作った紫芋タルトや紫芋チップスを披露され、芋好きな自分は歓喜を露骨に表現した。

予約したスシローへすぐに出かける。予約の意味あるか?って程に待ち時間があったので、その間に仕事に関する現時点での考えを整理するために彼にベラベラと話していた。露地に挑戦してみたものの、自然の洗礼を受けて温室栽培へ戻す図、離婚が難航し凶暴化した愛人に引いてしまって愛妻家になる図、に似ているかもしれない、と言うと彼は笑っていた。此処は窘めてほしいところだが。

お寿司を五皿程食べて、その間も転職に関する話をし、デザートは彼の家にあるので帰ることにする。アンミカが紹介する苺系スイーツが気になったけれど。

家に着いてすぐに紫芋タルトを切ってもらい、ホワイトロリータのアイスも一欠けらずつだけ出して、デザートタイム。紫芋チップスも食べた。美味しい。ずっとお付き合いが始まった時の話をしていた。全てを明け透けに話して思ったけれど、自分の置かれている異性関係にも仕事と同じことが言えるかもしれない。恋慕と相性は別の所にあったりする場合もある。人間のサンプリングをしている感覚に陥る。

VIラインの毛の処理を彼に頼んだ後二人でお風呂に入ってしまい、新しく始めようとしている事のロゴを作った。彼のはデザイナーが入っています、と言う感じのロゴを既に作り上げていた。自分の分も彼に頼もうと思っていたけれどイラストを描こうと言う気になり、描いてみるとそれなりに納得のいくものが仕上がった。彼もいいじゃん、かわいい、LINEスタンプも作れそう、と言ってくれた。

二十三時を回った辺りで眠たくなり、直感が働いて確認すると生理が来た。下着を忘れて彼のボクサーパンツを履いていたのでナプキンの付ける位置に自信が持てず、不安なまま寝室へ行って眠りに就いた。