緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

2022/03/12

七時半起床。春がきた。天気が良くて腰が痛い。体調はほぼ全快。早めに薬を飲んで休養を取ったことが功を成した、と感じる。

起きて行くと、母が作ったフレンチトーストが一枚残っていた。それとヨーグルトを食べようと母に訊くと「食べていいよ、でも洗濯物を畳んでね」と言われる。流石に思うところがあって「起きてすぐ、仕事から帰ってすぐ、お母さんは顔を合わせる度に洗濯物畳んでしか言ってないよ」と物申すと、何やら言いながら出て行ってしまった。

母がいなくなり、言いたいことも言えて気が楽になったので、朝食をとり、薬を飲む。快復したので気分もかなり良くなっていた。

身支度を整える。舌に異変を感じて鏡で見ると斑模様になっていた。昨年末の胃腸炎の時に出来た赤斑の上に一つ新しく炎症が増え、異様な見た目になっている。

宅配を待つ間にアーモンドバタークッキーを焼こうと思い立つ。生地を作り終え、オーブンで焼いている間に彼の家に泊まる準備をする。その間彼と通話を繋いでいた。今日は珍しく在宅で仕事があるらしい。午前中には終わらせたいと言っていた。

宅配物を受け取る。彼への遅れた誕生日プレゼント。ケーキとノートだけではなぁ、と彼に選んでもらったバターベルを注文していた。家を出る間際、母から彼へのお裾分けを渡される。紫芋、蕗の薹の天ぷら、柚子味噌、お菓子など。持っていくものがいっぱいになる。

十二時過ぎ、いつもの駐車場で彼と落ち合う。お昼はマックでてりたま!という自分の意見を通してくれた。快復した瞬間に調子に乗る。

ドライブスルーが異様な程混んでいたので、店内へ入っててりたまのセットとテリヤキチキンフィレオ?単品を買う。まだ仕事が終わっていないという彼の家で食べることにした。

部屋について直ぐに嗽薬で嗽をし、手を洗う。「てあらいうーがいやくると!!!」と叫ぶ自分を見て「一昨日と全然違う」と彼に言われる。母からの手土産や、作ったクッキーを渡すと喜んでくれた。売るか譲るかしたかったメンズものの洋服を彼に要らないか訊こうと持って来ていたのを見せると、二着とも気に入ってくれたので譲ることにした。

マックを食べる。二人とも空腹だったのか、すぐに無くなってしまった。食べ終えると彼はすぐにデスクに座って仕事に取り掛かり始めたので、自分はiPadで日記をつけていた。お腹を下し、やっぱり舌が痛くてググると“地図状舌”という病状に似ている、と分かる。

十五時には終わるから先に出かけないで、という彼を待ちながらiPadで時間を潰し、時計を見ると十五時半を回っている。「会社行かないと仕事終わらんかも」と言う彼に「今日は出掛けられるの?」と厭な言い方をしてしまう。予め知っていれば一人近所の図書館へ出かけたのに、と苛々しかける。十分で終わる!と言う彼と一緒に家を出る。

先にコインランドリーで洗濯物を回し、彼の事務所へ行く。車内で待っていると本当に十分で戻ってきた。休日も仕事の彼に対して苛々する自分は酷い、と思い直す。

無印良品とスリーコインズ、KALDIへ行った。無印良品で生活用品や菓子の買い物をした後、本日二度目のマックでフロートを飲む(食べる?)。美味しかった。

無印良品で買ったラックよりも理想に近い類似品をスリコで見つける。こっちが良いし返品しようかな、とレシートを彼から貰おうとすると、確かに受け取って仕舞った記憶はあるが見つからない、と彼。一緒に探しても見当たらない。

先にKALDIで彼の珈琲豆や食料など買い物を済ませる。買い物中に次女から着信がある。サンドイッチを大量に貰ったから取りに来ないか?という内容だった。

無印良品に戻る。「つい先程あちらのレジで買い物したのですが、返品したいんです。レシートは失くしてしまって、アプリに履歴はあるのですが、、、」とバイトらしき女性に伝えると、上司らしき女性、更に責任者らしき男性、とバックヤードから出て来て「レシートを受け取ることが会社の規則でして、データだけでは駄目なんです」と、返品不可の旨を有無を言わせぬ態度で説明される。毅然といえば毅然、その態度には戦法だと感じさせる何かがあった。レシートを失くしたのは此方の過失、新生活に向けての準備シーズンで忙しいのも重々承知。その上で、無印良品は腑に落ちない部分がある会社だな、と個人的に印象が変わった。

店をあとにして、物は良いからこっち使えってことだったのかな、とポジティブに捉え直していると、いつの間にかレシートの話になる。「ごめん」と悪びれない彼に、「ごめんって思ってないでしょ」と冗談交じりの本音を伝えると、「うん、絶対に仕舞ったはずなのに無くて意味が分からないのは俺もだから、俺は悪くない」と言う彼。苛々というよりはモヤモヤし始める。

シュワッとしたくなってスプライトを買い、彼の家へ帰る。車内の空気があまりよろしくない。昼は待たせ、先程は返品が出来なかったことに対し、悪くない、と決して詫びない彼に違和感を感じる。理由はどうであれ、相手にネガティブな影響を与えた自覚があるならば即座に謝る自分との価値観の相違。洗濯物を取りに行って家に着く。

部屋に上がって、一人洗濯物を畳んでいると、違和感とモヤモヤが哀しみに変わった。「どした?」と聞かれ、「仕事とかレシート失くしたのとか、仕方ないことで苛々して、苛々してるのも嫌だし、責める人が○(彼)しかいないのに、悪くないって言い張るから、行き場がなくて哀しくなった」と半泣きで伝える。気持ちを話そうとすると、昔から涙が出てきてしまう。頭を撫でられた。そういうことではない、、と思う。此れを書いている自分は俯瞰的になり、彼といる自分は(性格)ブスだなぁ、とがっくりしています。

お風呂に行く準備をして次女の家へ向かう。

インターホンを鳴らすと、姪の嬉しそうな叫び声が聞こえる。ベーグルサンドを彼が受け取る。次女と姪も一緒にお風呂へ行くことになった。姪の喜び方が異常。

次女は一人、此方に姪を乗せて彼の運転で湯屋へ行く。気持ち長めに入ってね、と彼に伝えて別れる。お風呂の中で、次女は仕事の話をし、自分は今日の彼とのことを話す。次女から甘えん坊、と叱られた。分かっている、分かっているからこそ厭だ。

お風呂から上がり、彼が姪と自分にジュースを買ってくれる。お願い事を書いて貼るコーナーがあり、そこに姪と彼が絵を描いて貼りつけた。入口で鍵を返し、次女と姪と別れた。

帰る車中は寝ていた。彼は『ドライブ・マイ・カー』の渡利の気分だった、と後から聞いた。

彼の家に帰宅。身体を求められた後、夕食作り。彼が作ったチヂミ、即席のコムタンスープと参鶏湯、トッポギ、紫芋を棒状に切って揚げたもの、が出来上がる。

美味しいね、しか会話がなかった気がする。YouTubeが二人の微妙な空気を紛らわせていた。半分ほども食べ切らない内に、二人してソファで寝落ちする。

ハッと起きるも眠すぎる。食卓はそのまま、寝室へ行ってベッドカバーを付け始める彼に歯ブラシを渡して、歯磨きだけは済ませる。そう遅くはない時間にベッドで眠りに就いた。今日の彼は何だか変だった。