緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

温室

2022年1月23日日曜日

 

情事の後、何事も知らないより知っていたいという彼氏に、「さっきの焼鳥屋さんで仲良くなった隣に座ってた人、私1回ヤったことある」と伝える。え~!!と驚きながら爆笑していた。笑いつつも自分を抱きしめる力が強くなっているのを感じる。「カオスだった...」と言うと「今年は穴兄弟巡りするのかな」と呟いていて、そのお下劣な表現がすごく嫌で「やめてよ!」と結構本気で返してしまった。

少し寝てから帰ろうかな、と思ってスマホを見ると0時半頃で驚いてしまう。母からも帰らないの?と連絡が入っていた。もう眠すぎて運転する気になれないので寝てから朝帰ることにする。

 

6時半頃一度アラームで目を覚ました後、再度寝て、8時過ぎに目が開く。朝からもう一度セックスをする。終わった後「焼鳥食べたのに、お風呂も歯磨きもしてない...」と絶望していると、『bad guy』をイントロから口ずさみ始める彼氏に噴き出してしまった。

昨夜の話になって、自分が話した男性達の中で会ってみたい人とかいる?と聞くとIの名前が出たので、やっぱり、となった。見る?と彼氏に年末Iから送られてきた写真を見せ、「かわい~…かわいくない?」という自分はきっとイカれている。彼氏は「たしかに憎めない感じ」とか「ベビーフェイスだ」とか言っていたけれど、やっぱり金持ちは嫌いらしい。

トイレに行きたい、と言うと、脱いだ時目にしていたのか「替えた方が良いんじゃない?」とナプキンのことを指摘される。替えが車内にあるからトイレだけしてすぐ帰る旨をそれとなく伝えると、どこにあるの?と聞かれた。在り処を大雑把に伝えて我慢が限界に来たのでトイレに行く。トイレを出ると彼氏の姿が見えず、しばらくするとナプキンを取りに行ってくれていたようで、戻って来た手にナプキンを持っている。彼氏の底知れぬ優しさ(というよりは甘やかし)と明るさを疑うことは金曜の夜に辞めたけれど、流石に少し驚いてしまった。
石油ストーブの前で洋服を身に着けていると、彼氏が昨日作ったブルーベリージャムとリンゴジャムを食べる?と言うので食べる!!!と返す。パンを2枚焼いてバターを塗ってジャムを乗せ、半分ずつ朝食にした。豆乳とグリーンスムージーを出してくれたので豆乳をもらう。どちらのジャムもすごく美味しかった。

そのまま、ソファでだらだらと動画を見たり、雑談したりしていた。帰ろう帰ろうと思っていたのに彼氏がお菓子を持ってきたので、完全にだらけるモードになる。

自費出版の話になった時、「デザイナーがここにいるし、なんなら写真も撮れるよ」と言ってくれた。その気持ちだけで本当に有難い。独自の世界をちいさくていねいに創っていきたい。本を積んだ横にかごを置いて、上限も下限も決めず好きな分だけお金を決めて入れてもらうのがいい、と話すと、彼氏はバーコードの代わりにペイパル決済のQRコードを印刷するのは?と提案してくれる。可能かどうかは置いておくとして、すごく良いと思えた。人によって経済から何から置かれている状況が全く違うのだから、物の価値というのも各々、その時々に依るものだし、本来は個人が自由に決められて然るべきであると思う。お金を持たない子供はその辺で摘んだお花を一輪、拾った石を一つ、という風に。その為にファンタジーを書いたりもしたい。「夢が膨らむね」と彼氏が言う。話しているだけでも楽しくなってしまったし、実現した未来が想像できたような気がした。
お昼からデザイナー仲間と取材か何かの用事があるというので、歯磨きなど準備をして、12時半頃駐車場まで彼氏を送って別れた。

 

13時頃帰宅。両親、次女と姪、長女の夫。妹以外勢ぞろいしている。

それぞれ皆出かけた後、次女と一緒に出掛ける。

 

図書館、雑貨屋さん、GU、ドラッグストア、マックなど。お互いの用事にお互いが付き添った。頭痛が凄いので、もしや、とWさんに借りているラピスラズリのネックレスを外すと少し息がしやすくなった。それにセブンに寄ってコーラを買って飲んだら楽になる。煙草も吸いたかったけれどなんとなくやめておいた。

次女といると、何処へ行って何をするかは問題ではなく、ただお互いに好きな話を好きにする、つまり一緒に居ること自体が大事だという事を思う。何となく気付いていたけれど性の話がしたいのだと思っていたら、案の定、後半は性の話ばかりしていた。次女が「(夫には)それくらいしか用事ないのに」と言うので「流石にもう少し違う表現をしろよ」とツッコんで爆笑していた。至極下劣な姉妹かもしれない。

 

17時頃帰宅。マッチングアプリの男性とデートしてきた妹を茶化す。Iとの初デートのコースをお勧めする、と事前に伝えていて、全くその通りのデートをしてきたようだったので可笑しくなった。そのあと夕食の時間まで部屋の整理と掃除していた。

姪が呼びに来て夕食。おでん以外のメニューを思い出せない。

お風呂に入り、久しぶりに肌にローズのオイルを塗ってきちんとケアをした。居間で横になっていると次女が白髪がある!といって切ってくれた。10本以上見つかったと思う。最近生えた感じの毛ばかりで嫌になる。髪を触られていたからか急に睡魔がやってきて、そのまま炬燵で爆睡してしまう。

23時前目を覚ます。水分をとって歯磨きを済ませ、自室に移動してすぐに寝た。