緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず

2021年12月22日水曜日

 

夜中2時過ぎ、目を覚ます。とんでもなくお腹が痛い。そのまましばらくお手洗いと自室を何往復かして、気づけば4時を過ぎていた。

 

7時まで寝たような寝ていないような時間を過ごす。

起きて熱を測ると37.6度。駄目じゃん……。胃も激痛、頭も激痛、吐き気もあるし倦怠感もある。一昨日からの3日間の中でも最も死んでいる体調。

 

キッチンまで這うように行き、会社へ行くべきか、としばらく悩む。自分以外にできる人のいない業務をしておくべき日。リモートでできることでもなく、電話で指示するのも難しい。

入院中の出産間近の姉にテレビ電話をかけて相談すると、そんな状態で来られた方が迷惑でしょ、早く病院に行け、と言われる。そこで冷静になって、部長に電話をし、休む旨を伝え、やらねばならない業務を明日に回してもいいか伺う。良いらしい。なんだ。通話を終え、社内の各所に連絡を入れ、一先ずフーっとなる。

病院は自分ではまず行けそうにない。が、母はできたら長女の病院に行きたそうだった。詰んでるなぁと思い、LINEを開くと彼氏から何件も連絡が入っている。返信の為に画面を見ているのもしんどくて通話をかける。状況を説明すると、「仕事午前中出させてもらって病院連れてくか?どこの病院行ってるの?」と言う。それは自分の辞書の中に無いな、となり遠慮を伝えて通話を終える。そのまましばらく泣いていた。彼氏がどうして優しいのか分からないし、この歳になっても、身体がしんどすぎるとしくしく泣いてしまう、という癖が抜けない。

泣いていても仕方がないので母に頼むと、あっさりと早く行くよ、と言われる。

洋服に着替えて、やっとの思いで歯だけ磨き、保険証と診察券を持って、母の運転ですぐに家を出る。

 

昨年も同じような症状でかかった病院。少し遠いけれど総合病院だし、昨年胃にポリープが見つかったデータも残っているはずだし、とそちらに行くことにする。

母は病院内に入らず、1人受付を済ませると予想通り隔離部屋に通される。そこにあるのは背もたれのないパイプ椅子のみで、ふざけるなよ、と思うも仕方がないので座って待つ。

3〜40分ほど待つと、2人組の看護師が採血とPCR検査をしにやってきた。簡潔なやりとりのみしかしませんから!みたいな空気。機械的。血を取られるのは痛かった。

それからもおそらく1時間弱は待たされただろうか。上体を起こしていられなくなり、うずくまっていると、それを見てか看護師が呼びにきて診察室で横になって待っていていいと言われる。最初からそうしてほしい、本当にお願いだから。

そこからも30分ほど待った頃、漸く医者がきて診察をしてくれる。妊娠をしていないか3度ほど聞かれた。何故?コロナでもインフルでもなく、おそらく細菌性胃腸炎であるとのこと。薬を飲んで3日で症状が治らない場合は違う病気の可能性があるからまた来いよ、と言われて診察終了。5分ほどだったと思う。だから病院は嫌だ。

会計を隔離部屋で済ませ、隔離された人専用の出口から出る。もう限界も限界で、薬を取りに行く気力はなく、母が車の中で手を振る姿を見つけて助手席に倒れ込むように乗る。母に薬お願い…と言って財布と処方箋等を渡して暫し放心していた。

 

薬をもらってきてもらい、やっとのことで帰宅。病院にかかるとかえって体調が悪化する気がする。母に重湯を作ってもらい、薬を飲むために少しだけ食べる。薬を飲んで、熱を測ると37.8度。上がってるじゃん…。すぐに洋服を着替え、自室へ行って寝てしまった。

 

起きると17時半頃になっている。熱はまだある。夕飯までも、もう一度自室へ行って横になっていた。

19時過ぎ、重湯に梅干しを入れたものを食べる。薬を飲む。

その後お風呂に入ったと思う。あまり夕方の記憶がない。22時頃自室へ行く。各所あまり返せてなかった連絡を返す。Iからすぐに返信が来て、0時半過ぎまで途切れないラリーが続く。身体を病んでいても連絡をできる人とはできてしまうらしい。彼氏ができたことなど話す。Iは東京で遊び呆けているようだった。相談を聞いてくれて、本当に馬鹿だなぁと言われつつも的確な指示や意見をくれるから拝みたくなってしまう。拝まんけど。2.3度ほど全く同じことを同時に発言していて気持ち悪かった。そして回文ネタが通じて、その上好きな回文を持っているあたり、やるなぁこいつ…と思う。

何か言いかけたことを頑なに言わないIにイラっとしつつおやすみと言って寝た。