緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

腑抜け

2021年12月12日日曜日


観たいと言われ家から持って来ていた『(生)林檎博'18-不惑の余裕-』を鑑賞しながら日本酒を次々あけていく。気持ち悪いおじさんみたいなことを言うが椎名林檎を眺めながらのお酒と言うのは実に気持ちの良ろしいもの。衣装が段々と薄着になっていく。ストリップショー的な、ね。かなり前にM氏と話していて核心を突いた表現をくれたと思わされた言葉が「女は好きではないけど女体は好き」である。共感しかない。
いつものようにチャンポンせず日本酒だけを飲んでいた為か調子が良い気がしていた。神子という名前の遊穂のお酒、1番旨かったという訳でもないのに何故か進んでしまい、瓶を空けたところまでは記憶がしっかりしている。

2時頃にライブDVDは観終わっていたはずだが、後から聞いた就寝時間は5時半頃。細かいことは覚えていないけれど、限られた人にしか話してこなかったような自分の思考の本質的な部分についてベラベラ話していたと思う。お酒に酔って講釈垂れる奴。

その後はほぼ覚えていない。Yさんはソファで寝始めた自分に歯磨きをさせ、目を離した隙にまた寝てしまった自分を起こしてベッドまで連れて行ったらしい。
目を開けて気づくとベッドの中にいて、Yさんが横で寝ていた。時間は分からないけれど、そこからはずっと浅い眠りを繰り返す辛い時間。

 

朝(?)、ベッドを出る時、時計を確認すると11時半になろうとしている。Yさんは起きていた。

二日酔い、寝不足、気当たり、の三拍子で体調が終わっている。2人して優れなさこの上ない表情をしていて可笑しい。お水をもらって、淹れてくれていた珈琲も頂く。

昨夕食べることのできなかった鯛焼きを買いに行こうと話していた。昨夜(?)の食器を洗ったり、だらだらと話したり、昨日買ったワッペンを早速スウェットにつけたりする。Yさんが身支度を始めたので自分はパジャマのまま持って来ていた『ラブセメタリー』を読み進めていた。Yさんが洗面台を使い終わったタイミングで自分も洗顔と歯磨きをした。コンタクトもヘアブラシも忘れていて、指で眉と髪の毛流れを整えるのみの身支度。アイブロウパウダー、マスカラ、リップは持って来ていたけれど施す気にはならなかった。
二日酔いはあってもお腹が空いているのとお腹に何か入れた方が良いという話になり、お蕎麦がいいと提案する。14時前になっていて、営業時間が微妙なお店ばかり。通しでやっているお蕎麦屋さんを見つけてそこへ向かうことにする。


1度だけ訪れた事のあるお店。2人とも同じメニューを選んで食べた。メニュー名を記すと住んでいる地域が簡単に特定できてしまうので伏せるが、食べきるのに一苦労するものだった。もういっそ都道府県名くらいはいい気もするが。
蕎麦屋さんを出て目星をつけていた鯛焼き屋さんへと向かうも、臨時休業している。少しだけ方向性を変えてどら焼き屋さんへ行くことにした。
4種類の味のどら焼きを選んで買い、近くのお店でドンシモンのレモネードを買い、Yさん宅へと戻った。


レモネードを温めてどら焼きを半分こにしてお茶の時間。YさんのMacbookYouTubeを見ていた。細かくは覚えていないけれど、「朝からBingBingの日は鰻」という亀田誠治の言葉に特に反応しないでいたら「これ下ネタですよね」というYさん。全く気付いていなかった。Yさんと過ごす時間はいつもあまり性を感じることがない。唐突な出来事に、その一瞬で帰りたくなってしまった。どら焼きは美味しかったけれど結局2種類しか食べられなかった。


18時頃もう暗くなってしまったので、と帰ることにする。いつも通りYさんの勤める事務所の駐車場まで送って別れる。


疲労が凄くて帰宅時間すら覚えていない。記憶も朧気。両親が色々と話しかけてくる言葉に薄い反応しか示せず、とりあえずお風呂に入らせてほしいと言った。いいわよ~ゆっくり温まって~と母。優しい眼差しだけこちらに向け続けている父。両親はキーマカレーを食べていた。吐き気がする。
ものすごく長い時間お風呂に浸かっていたと思う。とにかく疲れ切っていた。音楽さえも煩いと思い、無音の中無言でボーッとしていた。お風呂から上がり、ハーブティーを淹れていると妹から通話。出ると、カネコアヤノのライブに2公演当選したけどどちらも行ったら馬鹿かな、という内容。それ今じゃないと駄目なのかな。というより人に聞いて決める事なのそれは?相変わらずの妹が話し続ける中、無言で切ってしまうくらいには疲れすぎている。溜め息を吐く。
もう何も覚えていないが自室に行ってすぐに寝たはず。