緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

平坦

2021年11月25日木曜日

 

朝。起きるとあまりお腹の調子が良くない。こうして日記を綴ると、自分が如何に省エネ人間かが分かる。低燃費。
今日は何物にも身体を締め付けられたくない。下着の代わりに長めの腹巻を何重にもして胴体を覆っておいた。緩いさらしを巻いているようなイメージ。締め付けも無く、内臓の多く集まる胴が温まるので寒くない。ゆったりしたトップスを着てしまえば誰も下着を身に着けていないとは気づかないはず。画期的。


書き記しておくことは特段起こらなかった、いつもと変わらぬ労働を9~18時まで。
昼食は4個入りのデニッシュを2つ、バナナ、お味噌汁。

 

帰宅途中、酒屋に寄ってビールを4種、ピクルスを買った。探していたものはなかった。車に給油を、とガソリンスタンドにも寄った。石油高騰が庶民の生活をじわじわと蝕み始めていますよね、という価格。

 

19時過ぎに家に到着し、すぐに夕食を摂った。手羽元と大根の煮物、牛肉とにんにくの芽を甘辛く炒めたもの。買ってきたビールも飲む。


仕事の事で常に連絡を取り合っている姉にLINEで恋愛を指南してもらう。的確な言葉を次々と浴びせられ続ける。
姉との話で、自分は所謂イケメンが好き、面食い、とは別の世界線で表層を重要視しているかもしれないことに気付いた。視界に入れても自分の精神活動に何も影響を与えない容姿がいい。あとはその人特有の発する空気感が微細であること。印象の強すぎる創りの顔面であったり、荒々しい周波を放つ人は毎日の生活の登場人物になってもらえないと思う。
自分はどう考えても父っ子/ファザコンで、我が父の容姿は白く細く、平均的な身長、顔面は人に優しい印象を与える。父は色覚異常で人より見えている世界の色が限られているからか、放つ空気も華美ではない。それが関係あるかは知らないけれど、瞳は薄めの灰色をしている。自分は其れがとても綺麗だと思う。
強烈な記憶としていつまでも自分の中に残っている事がある。小さい頃は母より父と過ごす時間が長く、父が大好きで大好きで、大きくなったら父と結婚するとよく言った。両親は或る日、いつものそれを揶揄うつもりで自分に結婚指輪を見せつけて既婚であることを知らせた。まだ父のような大人ではないことが今結婚できない理由だと信じていたのに、大人になったとしても父とは永遠に結婚できない事実を理解し絶望した自分は大号泣した。
両親との会話で今でもよく話題に挙がるこのエピソードは、両親にとっては可愛かったのよ、で済む笑い話のようだ。でもフロイト的に視れば、サンプルとして掘り下げる価値のあるものなような気がしてならない。

 

食後、お風呂を済ませてハリーポッターの何かしらを観ようとしたけれどBlu-rayディスクの方が壊れているのか再生できず、椎名林檎の真空地帯を観た。そう言えば今日は椎名林檎生誕の日。

 

寝た時間は見ていない。