緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

君は生真面目だと云うけど僕は何時でも好い加減に泳いでいるんだ。

2021年11月7日日曜日

 

チーズが冷えました、と声をかけられて目が覚め、また飲み始める。美味しい美味しいと食べては飲む。自分は注いで貰っているのにYさんには手酌させているあたり、深めに酔っている。Yさんは多分ペースを合わせてくれていた。0時半頃と時間を教えてもらうと、またすぐに眠くなってきてしまう。眠りに落ちる直前まで、もたれているのがソファではなくYさんという事に気付かなかったくらい物事が分からなくなっている。

 

完全に眠ってしまっていた。Yさんに肩をトントンとされて起こされ、何か言われている事だけ分かる。ボーッとしていると机の上が綺麗になっていて、Yさんが洗い物まで済ませてしまったことに気付き、時間の経過を感じた。今1時半です、歯磨きだけしちゃいましょう、と言っている。はーい、と洗面台まで行って歯磨きを咥えるも、立っていられずソファまで戻る。歯ブラシを咥えたまま寝ようとしていて、Yさんは爆笑して口周りが泡で真っ白の自分を写真に撮ろうとすると拒否したらしい。あまり覚えていない。もう何もできない自分はそのままソファに横になり、Yさんはいつも使っている温かい布団を持ってきて掛け、クッションを頭の下に入れてくれたらしい。あまり覚えていない。Yさんは何を被って寝たのだろう。

 

8時半頃、目を覚ますと、Yさんは既に起きてデスクに座って真面目な顔でパソコン作業をしている。朝の挨拶をして、起きた自分を確認すると音楽をかけ、キッチンの方へ行くので、自分は歯磨きをしに行った。ソファに戻ってボーッとしていると、朝食を出してくれる。

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スクランブルエッグにソーセージにバケットに豆乳。昨夜の余りのチーズに蜂蜜をかけてバケットと食べた。いつもは朝食らしい朝食を摂らないが、用意されると不思議とお腹が空いて食べられてしまう。健康的な朝だ...この人は洋食が好きなんだな...と思った。

夜まで用事はないからいつまでいてもいい、とYさんは言っていたが自分は早く帰りたかった為、ジェルネイルをしたいけど滅茶苦茶時間がかかりそうなので帰りますと伝えた。と、言いつつも何だかんだで11時半頃までダラダラする。YouTubeでネイリストの説明動画を食い入るように見た後、凄い世界ですね~と言ってくれたり、サムスミスの『Love Goes』が好きだと言うと、その瞬間からBGMはサムスミスになった。流石に動きます、と言って洗面台を借りて身支度をし、余ったお酒やおつまみを貰って12時過ぎにYさん宅を出る。

Yさんの車が置いてある駐車場まで一緒に行き、お礼を伝えて別れる。Yさんが車を降りてドアを途中まで閉め、また開けるので何を言うかと思ったら、「ネイルの材料、○○に買いに行くなら、こっちの方から出てこう行った方が良いですよ」だそう。何から何まで有難いとかの気持ちが前提にあるが、それにしても世話好きが過ぎる、と思った。

好きな色のジェルと筆を買いに寄り、図書館にも寄って本を返して借り、帰路へ着いた。

 

14時過ぎ帰宅。両親が玄関までわざわざ出迎えにきて何やらソワソワしている。玄関には客用のスリッパ、キッチンには茶托に乗った茶碗や茶菓子がお盆にセットされている。父は家の中なのにマスクをしている。誰が来るの?と聞くと、長女の夫の両親が埼玉から遥々訪ねて来るらしい。義兄は神奈川生まれの埼玉育ち。義兄一家は何と言うかブルジョワ、という感じ。上流とも思えるほど気品があるけれど。それ故、初めて家に招く両親は緊張しきっている。来たらちゃんと挨拶してね、と言われたので、2人をおちょくってやった。いいから今はマスク外せ、とか。

15時頃にW一家が到着する。その時までと、応接間にお茶を運び挨拶だけした後も、自分は自室を掃除していた。

17時頃に姉達が帰って行った後、応接間でジェルネイルを動画を見ながら始める。甘皮処理が難しいのは知っていたし、何度か自分でしたこともあったけれど、やっぱり慣れず、指を何本か血まみれにした。作業中、父が何度も部屋に来てはネイルの事を聞いてくる。緊張した後でhighになっている父、可愛い、けど、煩い。

直ぐに19時になり、夕飯。チキンカツと茄子の田楽、おでん。W一家からいただいたCOEDOビールも飲む。COEDOって埼玉だったのか。

食後またすぐにネイル。1度完成したが、気に食わなくて片手だけやり直す。妹も見に来ては、もう明日にしたら?とりあえずお風呂入ったら?と言ってくる。結局21時頃に完成した。簡単そうに見えて難しい世界だと分かったけれど、熱中していたし、好きだな、ということも分かった。

お風呂に入り、上がってから金曜の日記をつけ始めた。日記をつけると嫌でもその時を振り返ることになる。金曜だけ書くのを辞めようかとか、もうブログ自体辞めようかとかいう気持ちになっていたけれど、続けることの尊さを思い、感情を無にして綴った。無にしたつもりではいたけれど、むくむくと自分から何かが湧き上がってくる気配を察知し、スキンケアも諦めて23時頃だったのかな?寝てしまえ、と自室へ行ってベッドに入り、目を瞑った。