緑のコトノハ

いつか人間になるかもしれません。ならないかもしれません。

回復期

2021年11月6日土曜日

 

ホテルから帰宅したのは日を跨いでいたけれど、何時に寝たかの記憶がない。遅くなっていたと思う。

 

8時半頃起床。昨夜もお腹を下していて、起きてすぐに空腹を感じ、朝食にする。柿とバナナと白桃の缶詰を少しずつ。その後ゆっくりと身支度をする。

デザイナーのYさんが仕事でパンフレットマップを作成したと言うイベントに一緒に連れて行ってもらう日。その後、田舎では比較的品揃えの良い方の酒店に寄ってもらい、Yさんのアパートで一緒に飲もうとお誘いしてもらっていた。睡眠時間が足りていないし、昨晩の事もあって身体を休めたいしで、お酒を飲むかは迷っていた。飲むことになって泊まってもいいような準備は一応して行って夕方までに決めます、と伝えておいた。

 

11時頃、Yさんのアパートの駐車場で集合。車を入れ替えてイベント会場に向かう(町全体がイベント会場になっている)。YさんのiPadを渡され、どこ行きたいか見てみてくださいと、マップデータを見て車内の時間を過ごす。

12時頃到着。大まかに言えば”食”のイベント。山に囲まれたその町は、町全体で農薬の使用をしないとかで、それだけが理由ではないと思うけれど空気や時間の流れ方が違う。リトルフォレスト的な。

まず初めに、数カ月前に元バイト先のMさんとSさん達と畑へお邪魔したことのある方の所で、ハーブウォーターを購入。偶然Yさんの勤めるデザイン事務所のお客さんで、丁度今お仕事しているとのことで話が弾み、30分以上お話する。前回も感じたけれどこの人は本物だ、と思う。MさんとSさんも来ていて丁度10分前に帰って行ったよ、と教えてもらい、すぐにSさんに連絡を入れた。

その後は様々な出店を車や徒歩で移動して見て周り、その町のお米のおにぎりとその町のミネラルウォーターでお昼。米粉クレープが食べたかったけれど、行列で諦める。行ってみたかった書店で、手に取ってみたかった日記本を見つけてテンションが上がる。『読書の日記』。もう少し悩みたかったけれど時間がないとかで買わずに泣く泣く店を出て、Yさんがお勧めされて行きたいと言っていた手作り蒟蒻のおでんを最後に食べに行く。囲炉裏を囲んで食べる場所で、自分たち以外は地元の老人しかいなかった。会話内容も完全に井戸端会議でアウェー感溢れる中、Yさんとウケながら黙々と食べたけれど美味しかった。囲炉裏で焼いたお握りを自分達だけ完全に出し忘れられていた。2人共満腹で別に要りませんね、となり、何も言わずご馳走様でした、と後にする。

15時半頃、イベント会場の町を出る。楽しかったけれど、身体が疲れ果てていてやっぱり今日は帰ろうかなと考えていた。

16時頃お酒屋さんに到着。存在は知っていたけれど初めて訪れたその店は、輸入品やローカルな商品も多く揃っている。初めて見る面白そうなお酒を眺める内に、俄然飲む気になる。「疲労感的に多分今日は雑魚ですけど、それでも良かったら飲みます!」と伝えると「全然いいですよ」と言われ、飲むお酒やおつまみを選び始める。完全に水を得た魚状態で、何か見つけては遠くで品定めしているYさんに「ねぇねぇ!」とか「ちょっと来て来て来て来て!」とか手招きしては、結局2時間弱も買い物を楽しむ。お会計し店を出る時に時間を知らされ、自分で自分にドン引きした。

18時半頃、Yさんのアパートに一旦荷物を降ろしに寄って、そこから近い場所にあるスーパー銭湯へ行く。19時前からお風呂に入り20時頃に銭湯を出る。Yさんの職場の駐車場で車を1台にし、忘れた歯ブラシを買いに行ってYさんも食材の買い出しをしてからアパートに戻る。

時間は21時前でお腹が空いてきたのと、お酒だけ飲むのは良くないのとで、Yさんが適当に何かします、と料理し始める。バケットを切って焼くのだけ手伝い、ソファに座って瀬戸弘司の動画をYouTubeで見て笑っていると、割とすぐに料理が完成した。

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ビールで乾杯する。手作りのタレが乗った鶏ハム、ベーコンと玉ねぎとしめじの、何の味付け?!という感じのパスタ。山椒とか色々入っている、と言っていた。美味しい。予想通りビール1缶で既にほろ酔っている。本当はまだクラフトビールもあったけれど、もうワインに行っていいですか、と言うと、食器を片したりグラスを変えてくれたりする。

 

ここからは自分の記憶4割、Yさんが後から教えてくれた情報6割の日記。暖房はついていたが、寒い、と言うとYさんの分厚い毛布を寝室から持ってきてくれて、それに包まってワインを飲み、パテやチーズやピスタチオや生ハムを摘まむ。パテやブルーチーズを初めて食べるYさんは旨い!と言っていて、嫌いだったらどうしようと少し思っていた為に安心した。

ワインもおつまみ類も美味しいのに、眠くて仕方がなくなってくる。今思えば映画を観たら良かったのにずっと動画を見ながら、いつの間にか隣に座るYさんの腕を枕にしている。起きていようとしても勝手に瞼が落ちてきてしまう。チーズか何かを一旦冷やす、と言ってYさんが立った時に、冷えたら起こしてください、と伝えて、もう起きていることを諦めた。